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2008年6月

中央社保協第52回総会

2008年6月27日(金)28日(土)

中央社保協第52回総会開かれる

 6月27日(金)、28日(土)の2日間、熱海のホテルで、第52回中央社会保障推進協議会の定期総会が、19団体27人、38県社保協46人、3地域社保協4人他運営委員、事務局合計90人の出席により開催されました。

080627_2  吉田万三代表委員が開会の主催者あいさつ、座長に上野美知代さん、高橋信一さんを選任した後、山田稔事務局長が総会議案を提案しました。2007年度決算報告を相野谷安孝事務局次長が報告、鈴木蔵人監査委員が会計監査の結果を報告しました。次いで、2008年度予算について相野谷事務局次長が提案しました。

 活発に意見表明、討論。

080627_4  提案、報告を受けて、第1日目は15人が発言。2日目は16人が発言しました。発言は後期高齢者医療制度に反対する運動が各地で取り組まれ、大きな国民世論を作ったこと。この力で、制度の廃止・撤回を必ず実現しようとの発言が多くをしめました。この他、障害者問題、国保問題、子育て支援の問題など、いろんな内容でも発言がされました。(詳細は、今080627_5 後の中央社保協ニュースなどをご参照ください。)

 2日目に山田事務局長が発言をふまえての総括答弁を行ったのち、議案は全員一致で採択されました。2008年度の役員提案があり、全員一致で新役員が選出されました。

代表委員:住江憲勇さん、柴田真佐子さん、吉田万三さん、成平正英さん、井上賢二さん、事務局長:山田稔さん、事務局次長:阿部綾子さん、石川芳子さん、相野谷安孝さん、運営委員(22人…氏名略)、監査委員(2人)。

 総会アピールの提案があり、全員一致で採択されました。(ファイル参照) 「08062852.doc」をダウンロード

080627_6  最後に、住江憲勇代表委員から2008年度運動を全力でたたかっていこうと決意が述べられ、総会は力強いたたかいの決意みなぎり閉会しました。

 今後、秋の臨時国会にむけて、「後期高齢者医療制度の廃止法案」の衆議院での審議入りをさせ、制度廃止が実現するように、各地で衆議院議員に向けた「緊急署名」を取り組みましょう。

 みなさん、各地の社保協に団結して、これまでのつながりの枠をさらに押し広げ、運動を大きくしていきましょう。頑張りましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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東京生存権裁判で不当判決

2008年6月26日(木)

東京生存権裁判で、「不当判決」!

080626_2  6月26日、東京地裁民事第2部の大門匡裁判長は、生存権裁判に対して、信じられない「不当判決」を言い渡した。 原告らは、高裁に控訴する方針。

 東京地裁前で判決前集会を開き、1時15分の判決に臨んだ。1時18080626_3 分頃,法廷内から弁護士が足早に出てきて、裁判所前に詰め掛けていた原告の支援者やマスコミに向かって「不当判決」の垂幕を掲げた。

 誰もが、納得できないとの表情。事前予測に反した判決に、参加者はみな怒りと憤りを強めた。判決骨子について弁護士さんが報告。集会参加080626_4 者はすぐに会場を全国教育文化会館(エデュカス東京ホール)に移して、「東京生存権裁判・不当判決に対する抗議・控訴決起集会」として集会を持った。

 不当判決を許さず、人権を守るためにも、控訴し高裁での勝利をめざして引き続きたたかいを大きく広げていく決意みなぎる集会となりました。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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東京実行委員会が学習結成会

2008年6月25日(水)

高齢者大会の成功めざして、東京実行委員会が学習・結成会

 第22回日本高齢者大会in新潟大会(9月8日、9日)と第20回東京高齢者大会(10月27日)の成功をめざして、東京実行委員会が学習会と結成会を行いました。

 城田尚彦実行委員長が「今年の新潟での大会の成功と東京大会の成功を目指してがんばりたい」と開会あいさつ。

Photo  「後期高齢者医療制度の本質・問題点と今後の運動展開について」と題して、全国保団連の寺尾正之事務局次長が学習講演をおこないました。

 質問も出され、活発な意見交換も行われました。

Photo_2  学習講演後、実行委員会の具体的な取り組み方針が藤井正彬事務局長より提案されました。

① 高齢者大会の目標について 

 第22回大会新潟へは23区で大型バス2台(100人)、三多摩でも大型バス2台(100人)の参加を募ろうということになりました。

②第20回東京高齢者大会について

 10月27日(月)13:00から、池袋みらい座(旧豊島公会堂)にて開催することが決められました。

③後期高齢者医療制度の不服審査請求の組織について

 不服審査請求は6月2日に130人が参加し、238人(代理申請含む)が不服審査請求しました。今後も、毎月誕生日を迎えて、75歳になる該当者や、7月以降に保険料の年金天引きが始まる自治体などの該当者のなかでの不服審査請求を組織していくこと。審査請求申し立て後の対応など、提案されました。

 国会は閉幕し、今後のたたかいの舞台は秋の臨時国会になりますが、野党四党の「廃止法案」の衆議院での審議と、後期高齢者医療制度の廃止をもとめての運動を大きく広げていくことなどが話し合われました。高齢者自身の運動と、高齢期運動に対する各団体、労組の取り組みの強化をしていこうということになりました。

 みなさん、がんばりましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

 

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こんばんは バックデザインを変更しました

2008年6月24日(火)

バックデザインを夏用に変更しました。

国会は閉幕しましたが、後期高齢者医療制度の中止撤回を求める運動は引き続きがんばって大きく国民世論を盛り上げていきましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長 山田栄作

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後期高齢者医療制度はなんとしても廃止を

2008年6月18日(水)

後期高齢者医療制度はなんとしても廃止を!国会会期末を前に引き続き座込み行動(東京連絡会)

0618_2  後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める東京連絡会(東京社保協、東京民医連、東京地評、年金者組合東京都本部、自治労連東京都本部、三多摩連絡会など30団体)は、国会前での連続座込み行動を続けています。

 国会会期末を迎えた18日、衆議院第2議員会館前に北区労連、葛飾社保協の代表などが座込み行動を取り組まれておりました。私(山田)が通りかかったとき、ちょうど日本共産党の仁比聡平参議院議員が激励のあいさつをされていました。

0618_3  北区労連の野中事務局長は、座込み行動が提起されて参加するようになった。行動に参加して、これは大変な問題だ。人間の命と尊厳をまもるたたかいだと強く自覚するようになった。座り込みを始めたら、一日も休むことなく今日まで続けてきた。2年前からこの制度の問題を指摘し、座り込みが行なわれてきた。ようやく野党四党のが共同で「廃止法案」を提案した。国民の声がようやく届くようになってきたのかと思う。先日、巣鴨で野党四党の党首や代表が揃って「後期高齢者医療制度廃止法案を審議させる」といって街頭宣伝したのに、国会がストップして審議できないなんてとんでもない。国会は国民の声を生かして、徹底して審議するべき。審議して、制度を廃止してもらいたい。そのために最後まで頑張りましょう。とマイクを握られた。

 野中さんは、親父とともに「制度の撤回を求めて」この行動に参加した。と発言。

0618_4  葛飾社保協の吉野さんは、葛飾区では7月から年金天引きが行なわれるが、これにむけて葛飾区で請願をだした。年金天引きで話し合いがもてたのは一つの前進。区民の立場で区議会でも審議をしてほしいと要請した。と発言。

みなさん、「廃止法案」の国会審議と、制度の中止撤回をもとめて、力強い座込み行動を整然と取り組んでおられました。

「怒ってる会」事務局会議

 18日12時から参議院議員会館内にて、「怒ってる会」の事務局団体会議が開かれました。6・7朝日新聞意見広告と6・11国会請願行動について評価と反省を行ないました。

①意見広告は率直に言って「こうき きいろ」は、何のための意見広告なのかの主張が明確に伝わらなかった。「後期高齢者医療制度は中止・撤回しろ」など明確なメッセージが必要だった。新聞をみての事務局問い合わせも少なかった。それでも後期高齢者医療制度に反対の方々が6・11の請願行動には2~300人参加された。

②募金額は予定より少ない到達である。引き続き、募金を募る。

③6・11の11時からの請願行動には500人が参加した。国会前座り込みの人たちも含めて、2100人が参加し、国会周辺を大きく取り囲んだ。衆議院議員面会所でも、参議院議員面会所でも野党四党の大勢の国会議員が出迎えて、請願書を受け取った。大きく盛り上がった。

④その後の昼休み集会には、民主党は菅直人代表代行、共産党は小池晃政策委員長、社民党は福島みずほ党首、国民新党は自見正三郎政審会長がそれぞれ各党を代表してあいさつした。無所属の川田龍平参議院議員も駆けつけた。「後期高齢者医療制度廃止法案の徹底審議をして、制度を廃止する」の訴えと決意は国会に響いた。

 にもかかわらず、その日の参議院での福田首相への問責決議とそれを契機としての国会空転は国民からすれば理解しがたい。国民はこの悪制度である後期高齢者医療制度を「廃止」してもらいたいのだ。そのためにも、国会での審議が行なわれることが絶対必要だ。

⑤今後の運動として、「廃止法案」の審議入りと臨時国会での審議、廃止法案の成立をめざして、引き続き運動を大きく盛り上げていく。そのためにも、新たな宣伝や行動の工夫、活動募金の募集などあらためて提起することを確認。(次をクリックしてください。訴えの文書を載せてあります。)「080618.doc」をダウンロード

みなさん、自民・公明の与党の「みなおし」にだまされてはいけません。また、国会が空転して審議ができないことも困ります。私たち国民の願いである、「後期高齢者医療制度の廃止」を実現するまで、力を合わせて頑張りましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

 

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福井民医連学術運動交流集会

2008年6月15日(日)

人権意識を持ち地域の医療と福祉を充実させよう!

080615 日曜日の朝9時から午後4時30分まで、福井市のフェニックスプラザを会場に、福井民医連第27回学術運動交流集会が180人の参加で開催されました。

集会のスローガンは「いま新たな展望を創り出すとき、人権意識を持ち地域の医療と福祉を充実させよう!」~福井の地から○○ウェーブをまきおこそう!~。

齋木健宏さん、西村さくらさんのお二人の総合司会。はじめに、実行委員長の奥村宗市先生が開催挨拶。

つづいて、日本生協連医療部会の山田栄作事務局次長が「『医療生協の患者の権利章典』にみる地域づくり、まちづくり」のテーマで記念講演。

Photo_4 記念講演後、全体会がおこなわれ、5つの指定演題発表が行われました。

①光陽生協病院の病院医療機能評価受審(光陽生協病院:南部清美さん)

②坂井市における新規事業のとりくみ(生協本部:酒谷佳孝さん)

③後期高齢者医療制度の中止・撤回の運動(県連社保委員会:能登勇太郎さん)

④高校生一日看護体験のとりくみ(県連看護学生担当:奥出幸恵さん)

Photo_5 ⑤民医連奨学生運動のまとめを奨学生の橋本さん(5年生)、小平さん(3年生)、岩本さん(1年生)の3人が元気に報告。

平野治和光陽生協病院院長が「メタボより怖いメチャドってな~に?」の本を宣伝されました。

昼食休憩ののち、午後は3つの分散会にわかれて各10演題、合計30演題が発表され、交流が深められました。

福井県民医連は医療生協を中心に、薬局、社会福祉法人などで構成されており、職員の約半数は20代の元気いっぱいの若者職員とのこと、今後の成長、発展の可能性が大変大きい魅力いっぱいの皆さんでした。職員はもちろんですが、地域の組合員の方々や患者のみなさんとも交流を深めて、厳しい情勢を自らの力で切り開いていってほしい。そのためにも医療生協運動の「参加と協同」をしっかり軸にして、がんばってほしいと思いました。日曜日にもかかわらず、本当にみなさん真剣に学び、討論し、交流を深められた一日だったと思います。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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福井市9条の会が宣伝署名行動

2008年6月14日(土)

「平和憲法9条守ろう」と福井駅前で署名行動

Dr_2  14日4時から5時の1時間、福井市9条の会の皆さんが駅前で宣伝署名行動をされていました。私も少しの時間でしたが、この行動に参加することができて、感激でした。

Photo  山田が福井駅に降りたときは、光陽生協歯科診療所の天谷所長医師が「平和憲法9条をまもろう」とハンドマイクで訴えておられるところでした。理学療法士の鈴木さん(今は市議会議員をされておられる)も、マイクでお話しされました。会のメンバー8人が9条の会のリーフレットを配り、9条署名を訴えました。

Photo_2  さっと寄ってきて署名をされる人、訴えかけに足を止めて、少し考えてから署名に応じる人など様々でした。友達と2人で足を止めた女子高生のMさんは「戦争はいやです。今授業で勉強しているところです。」と、こころよく署名に応じてくれました。

 福井市9条の会の皆さんは定期的な署名行動を取り組まれています。今日の1時間の行動では82筆の署名が寄せられました。平和をまもるこうした行動は大事なことですね。毎月の署名行動、本当に頭が下がります。お疲れ様でした。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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富山駅頭で大宣伝行動

2008年6月13日(金)

富山の医療と福祉と年金をよくする会、富山県社保協・医療生協・年金者組合・新婦人・農民連・医労連・保険医協会などが80人で大宣伝行動!

Photo_3 13日、5時20分から6時30分まで、富山駅前で「後期高齢者医療制度による2回目の年金天引きに抗議する」大宣伝行動が取り組まれました。私(山田)も、東京から駆けつけ、皆さんの宣伝行動に参加しました。

Photo_4 医労連の嵯峨書記次長のハンドマイクで始まり、よくする会の吉田事務局長、共産党のひずめ県会議員、富山医療生協の大野理事長、とやま虹の会の代表などが次々にマイクをにぎり、道行く人々に訴えました。ビラも配布し、署名もお願いしました。

「後期高齢者医療制度は廃止せよ」とあわせて、「介護従事者の増員、介護の充実を」なども訴えました。

金者組合Photo駅交差点の向かい側で独自にマイクをもち、ビラ配布、署名と大奮闘しました。

「私も今日年金から天引きされた。」と、怒りをぶつけながら署名する人、高校生など若者も署名に応じていました。

全国各地でも抗議の宣伝行動が取り組まれる

Photo_5 この日は、全国各地で「後期高齢者医療制度の廃止」を求めて、2回目の年金天引きに抗議する宣伝署名行動などが取り組まれました。

参議院で可決された、野党4党提出の「廃止法案」の衆議院での審議入りと、その成立をめPhoto_6 ざして、力を合わせましょう。そして、後期高齢者医療制度の中止・撤回を実現すること。こて先の修正などでだまされないで、制度の廃止実現まで、がんばりましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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民医連が高齢者の実態調査

2008年6月12日(木)

全日本民医連が「後期高齢者医療制度の実施直後アンケート中間報告」で記者会見

全日本民医連は11日、国会内で記者会見し、「後期高齢者医療制度の実施直後アンケートの中間報告」を報告しました。

大変詳細な内容で、全国各地で「後期高齢者医療制度」で大変な状況が起きていることを示しています。しっかりとした聴き取りアンケートであり、厚労省発表とは違う現実が浮き彫りにされています。民医連ならではの全国の力を結集されたたいへん重要な調査結果です。「1.pdf」をダウンロード 

みなさん、わたしたち高齢者も一人一人の生活実態をしっかりと社会に向かって発信しようではありませんか。

明日(6月13日)は、年金天引き。許されない政府・厚労省の怠惰な姿勢。

これだけ、国民の批判の声が大きいにもかかわらず、後期高齢者医療制度の保険料が、各個人の承諾もなしに、年金からまた天引きされます。怒りの声を上げ続けましょう。

毎日、新しい「後期高齢者」が生まれ続けています。

  「不服だ」と思う方は、ぜひ「不服審査請求」を

毎日、毎日、「後期高齢者」の仲間入りをする人々が生まれ続けています。満75歳になる人達です。つまりは、そのたびにこのような厳しい生活を余儀なくされる高齢者の方々が増え続けているということです。

新たに「後期高齢者」になった方で、不服や不満を感じた方は、ぜひ「不服審査請求」を行いましょう。

ご相談は、各地の社保協や民医連、医療生協、年金者組合などに電話なりでお気軽に相談してください。黙っていては変わりません。声を上げ、声を集め・広めて、この極悪非道な「後期高齢者医療制度」を即刻、中止・撤回(廃止)させましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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6・11国会前の大行動

  2008年6月11日(水)

国会最終盤の国会請願・国会前大集会開かれるー全国から2100人が参集!

Photo_3 「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求めて、全労連・年金者組合・『怒っている会』など、全国から2100人が集まり、衆議院・参議院の野党4党への請願と大集会!、大行動が行われました。

Photo_4 11日、10時から東京連絡会、国民大運動実行委員会、中央社保協、安保破棄などの共同の国会行動が、衆議院第1議員会館、第2議員会館前でおこなわれました。

11時からは年金者組合の国会前座り込み行動が開始。

Photo_5同じく11時から、衆議院議員面会所に野党4党の国会議員が揃い、各地から駆け付けた人々から請願書の受付行動が始まりました。

Photo_6 請願者のみなさんは衆議院への提出後、参議院議員面会所にもまわり、そこでも4党の参議院議員、無所属の川田龍平議員への請願提出をおこないました。

12時から、衆議院第2議員会館前で「後期高齢者医療制度に怒ってPhoto_8 いる会」の集会が開かれました。共産党を代表して小池晃議員、民主党から菅直人議員、社民党から福島みずほ議員、国民新党から自見庄三郎議員が激励あいさつ。他に野党4党議員、無所属川田議員ほかが激励に駆けつけました。

Photo_9会の構成団体から、保団連、年金者組合、農住医連などの代表が決意表明しました。笹森清前連合会長も「こんなひどい制度は廃止すべき」と決意表明しました。全労連の坂内議長も決意表明しました。

全国から参加されたみなさんお疲れ様でした。

Photo_10 自民・公明は国民の声に耳傾けず、相変わらず小手先の修正で済まそうとしています。このような姿勢を許さず、制度の中止・撤回、廃止を求めて引き続き頑張りましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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日本生協連医療部会の記事から

2008年6月10日(火)

日本生協連医療部会のホームページに「高齢者に優しい都市」関連の国際会議の記事が載っていましたので、コピーして紹介します。(コピー責任は山田栄作)

WHO「高齢者に優しい都市」の国際会議で医療生協が「夢マップ」を発表しました
~5月22日イスタンブール(トルコ) 日本生協連医療部藤谷局長が出席~

 2008年5月22日から2日間、トルコのイスタンブール市で開催されたWHO(世界保健機関)の「高齢者に優しい都市」実践交流会に日本の代表として日本生協連医療部会(本部:渋谷区千駄ヶ谷、高橋泰行運営委員長)の藤谷恵三事務局長が参加しました。

 WHOによる「高齢者に優しい都市」プロジェクトは2006年に開始され、2007年8月に国際的に発表された「高齢者にやさしい都市ガイド」は、「高齢者に優しい都市はすべての人に優しい」という立場から、(1)安全であること、(2)健康的に生きられること、(3)体系立って機能していること、(4)尊敬され生活が快適であること、などが条件として示されています。WHOがこの運動を提起した背景には、世界の高齢者数が2050年までに約20億人になること、その80%を発展途上国の高齢者が占めるようになるという事情があります。

 ☆WHO「高齢者にやさしい都市ガイド」の紹介は日本生協連医療部会ホームページを参照してください。 http://www.jhca.coop/

 今回の会議はWHOとイスタンブール市の共催で開催されたもので、医療生協は正式に報告者として招待されました。会議で藤谷事務局長は、日本の医療生協の活動の報告として、「夢マップのとりくみ(※)」を「ドリームマッププロジェクト」として報告しました。また、高齢者関連のとりくみとして、たすけあいや健康づくり、食事会などの実践を「班グループシステムでのまちづくり」として報告し、出席者たちから大変高い関心を集めました。

  「夢マップのとりくみ」は、各地の医療生協が「明るいまちづくり」をめざして、自分たちのまちを、誰もが健康でいきいきと暮らせる地域にするために、まちなみをチェックし、問題点や要望をまとめ、地域と行政が一緒にまちづくりを行うとりくみです。

 「藤谷報告」で、特に注目されたのは、住民が自主的に高齢者に優しいまちづくりにとりくんでいるという点です。国際的には、政府・自治体による都市計画やインフラ整備に重点が置かれる中、日本では、生活協同組合が住民組織として主体的にまちづくり活動をしていることが、海外の参加者たちには驚きをもって受け止められました。

 特に夢マップのとりくみは、地域住民の自主的なまちづくりのツールとして海外から見学の依頼が来るほどの関心事になっています。

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一番左側:北嶋くん(医療部会事務局国際担当)

その横:藤谷事務局長

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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長野で「姨捨山一揆」行動

2008年6月10日(火)

6月8日(日)、長野医療生協などが呼びかけた、後期高齢者医療制度の廃止を求める”怒りの姨捨山一揆”が長野県「姨捨山」にて開催されました。全国から応援に駆けつけた人も含め、350人を超える人々が「後期高齢者医療制度の廃止」を求めて集まりました。

長野医療生協の社保ニュースが届きましたので掲載します。「File0007.PDF」をダウンロード

全国の皆さん、制度の廃止を求めて最後までがんばりましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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衝撃の悲しい事件

2008年6月9日(月)

通り魔殺人事件を考える。

 昨日、秋葉原の歩行者天国で衝撃の悲しい事件が発生しました。7名が殺害され、10人が重軽傷を負った通り魔事件です。突然のことに亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。本当に突然で、慰めの言葉もありません。ただただ心よりご冥福を祈ります。

 普通の目立たない子供であった人が、まさかの凶行。どうしてこういうやるせない悲劇が繰り返されるのでしょう。日本の社会の在り方が、悲劇を生む土壌になってはいないだろうか。非正規社員やワーキングプアなど、格差と貧困の広がりなどで、正社員になれない自分と将来に希望を見出せない社会環境。普通が突然「切れて」暴発してしまう人間としての幅のなさ。それはけっして他人事ではない。私たち自身が普通の生活をしている中で、人間としての尊厳をしっかり自覚することがなくなってきているのではないか。私たち一人一人が真正面から考える問題ではないかと思います。

 後期高齢者医療制度と沖縄県議選と座り込み行動(その2)

Photo  沖縄県議選は自民公明の与党が22議席、民主・共産などの野党が26議席と、与野党逆転の県議会となった。各紙の報道によれば「後期高齢者医療制度」問題が第1番目の争点で、これに対する県民の民意が明確に下ったという評価だ。しかし、福田首相は馬耳東風の感。(5日は雨降り。ブルーシートをかぶり、署名のお願いに応じる男性。)

Photo_2  私たちは、自民公明の居直り的な姿勢に厳しく抗議したい。また、厚労省の度重なる「嘘(的なごまかし)」発表は、許すことができない。(雨のなか、座り込み宣言書を配布する。)

Photo_3  戦前・戦中・戦後と大変厳しい日本を一生懸命汗水流して働いて、世界第2のGDPの国に仕上げてきたのは、ほかならない私たちの大先輩の高齢者の皆さんである。米軍への思いやり予算を野放図に使い続けるより、長寿のみなさんに医療や介護を無料にして報いることが大事でないか。(浦安から自家用車で差し入れていただいた豚汁を食べる。まだまだ頑張るぞ!)

83 「いてもたってもいられなかった。私も座り込みに参加する」とTV報道で知った方々が応援に駆け付ける。(影山さんは83歳。暗くなっても、一緒に座りこみに参加していただいた。)

 老人も暮らしよい社会をつくりあげよう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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三日間の昼夜連続座り込み

 2008年6月4日(水)5日(木)6日(金)

厚労省前で、三日間の連続座り込み抗議行動

Dscf2979_2全国老後保障団体連絡会の皆さんが厚労省前で三日間の昼夜連続座り込み行動を取り組みました。(山田もずっと一緒に行動参加したので、このブログの書き込みができなくて、失礼しました)

Photo_2共産党の井上哲士参議院議員が応援にかけつけ、一緒に座り込みに参加してくれました。

朝からPhoto取材のTVは夜になっても取材が続く。5日にはそのTVをみて「いてもたってもいられなくて、私も参加しにきた」という方も現れました。

4日Photo_3夜には、専修大学の唐鎌直義先生と共産党の小池晃参議院議員も応援に駆けつけてくださいました。そのほかにもたくさんの応援がありました。

6日(金)には、参議院本会議で野党4党提案の「後期高齢者医療制度の廃止法案」が可決されました。国民の高齢 者の願いを表わしているこの「廃止法案」が衆議院でも可決されることを願います。

応援をいただいたみなさん ありがとうございました。

また、全国各地でたたかっておられるみなさん、ご苦労様です。

みんなで力を合わせて、がんばりましょう。さらに、私たち国民の 運動を力強く押し広げましょう。

日本高齢者運動連絡会  事務局長  山田栄作

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東京都庁に不服審査請求

2008年6月2日(月)

080602_2  130人が参集。東京都庁に不服審査請求!(代理請求含め、238人が請求)

 6月2日午前11時から、東京都庁第1本庁舎25階の会議室を特別受付所に、「後期高齢者医療制度の不服審査請求」がされました。これは、 080602_4 全日本年金者組合東京都本部と東京高齢期運動連絡会の皆様が一緒になって呼びかけて実行したものです。

 都内の高齢者の皆さんが130人以上参加され、次々と担当者に審査請求を提出されました。代理請求も含め、238人が審査請求を提出しま080602_5した。会場は熱気に包まれていました。皆さん真剣な目で、しっかりと担当者に審査請求書を提出さ れておりました。皆さんのパワーはすごい。

 

 記者会見もしました

080602_7  11時30分からは6階の都庁記者会見室で審査請求された方々がおおぜい参加して、記者会見も行なわれました。

「保険料が増えた」、「承諾もなしに、勝手に年金から保険料を差し引くなんてひどい。」、「消えた年金問題の解決の見通しもないのに、保険料を080602_9取るときばかりは勝手に天引きなんて許されない。」、「わずか1万5千円の年金からも天 引きなんて、生活するのが大変だ」など、怒りの発言が次々に語られました。記者からは一方的な話でなく、記者の質問に答えてほしいと注文が出るほど、高齢者の皆様の怒りはおさまらない様子でした。

 記者の質問も出され、それらにも答えながら記者会見が行なわれました。

 明日(6月3日)は参議院厚生労働委員会で「廃止法案」の審議!

 3日10時から、参議院厚生労働委員会が開催され、民主党、自民党、公明党、共産党,社民党の順に、野党四党が共同提案した「後期高齢者医療制度廃止法案」が審議入りします。

 国会を注目!国会に請願署名を提出しましょう!各地の国会議員事務所に出向き、後期高齢者医療制度の廃止を強く要求しましょう!

6月4日,5日,6日と3日間連続の昼夜座込み抗議行動!

(当初は、6月3日からの予定でしたが、台風雨の影響で1日延期されることとなりました)

 これは、全国老後保障地域団体連絡会の皆様がよびかけて、率先して実行される行動です。みんなで応援しましょう。

チラシをダウンロードしてください。昼夜座込み呼びかけ「080604.doc」をダウンロード

6月8日、長野県の「姨捨山一揆」の呼びかけ「080608.doc」をダウンロード

6月11日、厚労省前、国会前、座込み行動「080611.doc」をダウンロード

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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