2008年10月27日(月)
第20回東京高齢者大会に500人が参集
池袋のみらい座いけぶくろ(豊島公会堂)で、第20回東京高齢者大会が開かれ、都内から500人が参加しました。
大会は松平晃さんのトランペット演奏で開幕し、城田尚彦東京都高齢者運動連絡会会長が主催者あいさつ。山田は日本高齢者運動連絡会を代表して来賓あいさつしました。他に伊藤東京地評議長、後藤東京社保協事務局長、日本共産党東京都議団が来賓としてあいさつ。
藤井正彬東京高運連事務局長が基調報告しました。
その後、池上洋通多摩住民自治研究所理事長が「高齢力で地域と自治体の明日をひらく」と題して、記念講演。アメリカ発の世界的金融不安について、統計資料も駆使し詳しく分析し、世界への影響や国民への影響について分かりやすく解説されました。そして、「高齢者だけが幸せになるという社会はない。高齢者が幸せになるということはすべての人々が幸せになることだ。戦後、貧しかったけれども子供は生まれた。それは希望があったから。今はどうだろうか。憲法の花開かせるためにがんばろう」と話され、共感と連帯の大きな拍手が会場に響いた。
記念講演の後、後期高齢者医療制度の不服審査請求のとりくみ、東京生存権裁判のとりくみ、年金者組合清瀬支部の地域の病院つぶしに反対の活動など、地域や職場からの活動の経験報告がされました。
フラダンス、独唱、合唱とつづき、特別決議が提案され、参加者全員で確認し採択しました。最後に三多摩の都丸氏が閉会のあいさつを述べ、参加者全員が団結ガンバロウのこぶしを挙げて、閉会となりました。
東京では12月14日に後期高齢者医療制度の廃止を求めることなどを中心課題に、大集会が予定されていることが報告され、解散総選挙で国民の声を実現するためにも頑張ろうと固い意志統一がされました。
東京の皆様、ご苦労様でした。地域での取り組みを広げて、頑張りま
しょう。
大会決議はこちら「081027.tif」をダウンロード
日本高齢者運動連絡会 事務局長 山田栄作
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