2009年2月14日(土)
後期高齢者医療制度の廃止を求め、巣鴨地蔵通りで宣伝行動
大変暖かな午後1時30分から2時45分まで、東京社保協・全国老地連の協同により都内各地から40名の参加で「後期高齢者医療制度の廃止を求める」宣伝行動が行われました。
この中で、東京社保協は何でも相談窓口を開設、いろいろな相談を受けました。
また、後期高齢者医療制度についての街頭100人アンケートも実施しました。
「社保庁に文句ある。5年前に年金受給の時に、他にも勤務の経験あるといったのにそのときは資料がないといった。半年前にもう一度申し立てたら、記録はあったと。ところが2~3日前に『それは時効が過ぎた』との通知がきた。私のせいではないのに、時効とは何というひどいことだ。黙ってられない。何とかしてほしい。」(65才女性)。
「後期高齢者医療制度は知っている。親のことを考えたら『反対』。いろいろ取られたのに、税金の二重取り、三重取りのようだ。」(50代女性)
「あんまり知らないが、年寄りのための医療制度で、年寄りがトクするんでしょ。この前も保険料払い忘れたから、天引きしてくれた方がいい。しかし、できればこれまでさんざ納税してきたんだから、もう保険料は払わなくても良いようにしてらいたい。年寄りをいじめないでほしい。ずっと国を支えてきたんだから、大事にしてもらいたい。私は選挙はいかないよ。どこがやっても同じ。自民も民主も共産党も、もっと庶民のことを考えてもらいたい。」(80代女性)
アコーディオン演奏や獅子舞の参加もあり、縁日でにぎわう通りで元気な宣伝行動となりました。
後期高齢者医療制度の廃止を求める署名は246筆集まりました。
「今日は頑張って、自分は署名集めをした。1時間で50筆を書いてもらった。地元の人が店から出てきて署名してくれるなど、とても嬉しい出来事だ。元気をもらった。」と、参加者の坂本さんの感想。
宣伝カーのマイクでの訴えや話、歌など、少々お騒がせしましたが、本当に地元商店街の皆さまには大変お世話になりました。
さて、昨日(2月13日)は、後期高齢者医療保険料の6回目の年金天引きの日でした。
今日は、全国各地で医療生協は「バレンタイン行動」として、この後期高齢者医療制度廃止の取り組みを行いました。各地の社保協も一緒に取り組むところがたくさんありました。皆さまご苦労様でした。
それでは、巣鴨のスナップを紹介します。
日本高齢者運動連絡会事務局長 山田栄作
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