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2009年6月

「派遣村」全国シンポジウム

2009年6月28日(日)

「派遣村」全国シンポジウム

「派遣村シンポジウム」が、すみだリバーサイドホールにて開催されました。

全国から550人が参加しました。

人間の生きる権利、働く権利がおろそかにされている。誰もが一人の人間として、労働者として、普通に働き、生きていく。そういう社会を作りましょう。

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日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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介護保険10年目の総括と今後の課題

2009年6月28日
中央社保協は東京お茶の水の全労連会館大ホールを会場に「介護保険制度改善に向けた全国交流会」を開催しました。
全日本民医連の林泰則さんが基調講演。民医連の豊富な事例調査の資料を使いながら、丁寧に話されました。

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日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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高齢者運動連絡会ニュース167号

2009年6月19日(金)

高齢者運動連絡会ニュース167号が出来ました。

前半部分「0906181167.pdf」をダウンロード

後半部分「0906182167.pdf」をダウンロード

「参加のしおり」の作成すすむ

企画内容の詳細案内を記載した、「参加のしおり」の作成が進められています。講師・助言者の原稿が集まり次第発行しますので、もう少しお待ちください。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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シンポジウム「生存権裁判を考える」

2009年6月13日(土)

シンポジウム「国民生活を守るセフティーネットと生存権裁判を考える」

6月13日(土)東京都文京区民センターを会場に、「国民生活を守るセフティーネットと生存権裁判を考える」シンポジウムが行われた。裁判をたたかっている原告をはじめ128人が参加した。主催は、生存権裁判を支援する全国連絡会。

1227 裁判原告の女性は「働くためにようやく車の使用は認められたが、走行メーターの記録を求められ、通院などでは車を使ってはならないと。バスも一日8便しかない田舎で通院自体が一日仕事になる。子どももいるなかで、寝ないで働けと言うのでしょうか。」とはなし、生活保護の母子加算の復活を訴えました。資料「0906130231.pdf」をダウンロード

反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士と立教大学の湯澤直美教授がパネリストとして発言。

1241 宇都宮弁護士は「貧困が課題になっていないから、反貧困ネットを立ち上げた。2009年は『年越し派遣村』で年が明けた。全労連や連合など労働組合のナショナルセンターも入った。各地から寮や社宅を追い出されて年末をどう過ごすかが大変な課題。水しか飲んでいなくて3日も4日もの人もたくさんきた。静岡や茨城から歩いて派遣村にきた人も、自殺を試みた人も500人を超える人たちが集まった。これを1700人を超えるボランティアが支えた。いろいろ検討したが、失業給付もダメで最終的には生活保護しか残っていないということ。300人が生活保護申請をした。生活保護は国会の議論をしないで厚生労働大臣が内容を決めることが出来る。もっとも大事な国民の権利がそういうことでいいのか。いろいろな団体や協力共同して運動の輪をひろげ、裁判に勝利して誰もが利用しやすい生活保護制度にしていこう」と呼びかけました。

1247 湯澤教授は、「タレントの清水由紀子さんが父の墓前で自殺の報道にふれ、認知症の介護の大変さはもちろん、その背後に気になる大黒柱としての女性の暮らしの問題があることを感じた。子ども期の貧困は持続的な問題だが、日本は放置してきた。もう一つ放置してきたのは女性の貧困問題。日本は国として数値を掴んでいない。今日本では、貧困が振興するような施策が進められている。定時制高校の統廃合や夜食補助制度の廃止など。人の暮らしに制度を合わせていくことが必要である。国に子どもの貧困を考える審議会をつくってほしい」と話しました。参考資料「09061303.pdf」をダウンロード

1253 会場からの質問や意見もあり、最後に宇都宮弁護士は、「子どもの貧困は日本の中で一番重視して取り組んでいかなければならない。労働と社会保障とはつながっており、トータルな施策が必要。そのために、消費者運動や労働運動が枠を越えて連帯していくことが重要である」と話された。

1258 1267 シンポジウムの後、支援する全国連絡会第3回総会が行われ、生存権裁判勝利を目指しての2009年度活動方針など決めました。活動方針はこちら「090613013.pdf」をダウンロード

みなさん、全国で生存権裁判の支援の輪をひろげましょう。

9月14日、15日の日本高齢者大会では「生存権裁判と生活保護」の学習講座もあります。みんなで力を合わせましょう。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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原爆症認定集団訴訟・全面解決めざす座込み行動

2009年6月9日(火)

原爆症認定集団訴訟・全面解決めざす座込み行動が行われました

本日、11:00から日比谷公園かもめ広場(厚生労働省の道向かい側)で原爆症認定集団訴訟・全面解決めざす座込み行動が行われました。0906093image014 0906092image0014

原告の皆さんが、次々にマイクを握り訴えられました。0906091image0221

東京・ちば・埼玉・神奈川など、首都圏からの支援の人も駆けつけ、一刻も早い全面解決を求めて、行動しました。

この座込み行動は、4日間続けられます。みなさん是非、応援に駆けつけてください。

6月10日10:00~17:00、11日10:00~17:00、12日10:00~16:00 いずれも日比谷公園かもめ広場(厚労省の道向かい側)です。「090609001.pdf」をダウンロード

国民の大きな力を結集して、政府・厚労省の姿勢を変えさせましょう。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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高齢期運動リポート85号

2009年6月5日(金)

高齢期運動リポート85号を掲載します。

前半は「0906040185.pdf」をダウンロード

後半は「0906040285.pdf」をダウンロード

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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野党4党が「母子加算復活法案」を提出

2009年6月5日(金)

「母子加算復活法案」を野党4党が共同で衆議院に提出。

6月4日、民主党・日本共産党・社民党・国民新党の野党4党は、生活保護の「母子加算の復活」をもとめて、「法案」を衆議院に提出した。関連資料はここ「090604.pdf」をダウンロード

毎年、社会保障費2200億円の削減などで、国民の医療・介護・福祉など生活分野の予算は削り取られている。国民が安心して生活し暮らしていけるようにすることは、国の責任である。

野党4党の共同の提案を歓迎し、一刻も早く母子加算が復活するように私たちも声を集中しましょう。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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生存権裁判で福岡地裁が不当判決

2009年6月5日(金)

生存権裁判で福岡地裁が不当判決!許せない、みんなで声をあげよう。

6月3日、福岡地裁は生存権裁判で、高齢者の老齢加算の廃止を元に戻してくれという訴えに対して、原告の訴えを退ける判決を出しました。

これに対して、生存権裁判を支援する全国の会、及び全国生活と健康を守る会連合会は抗議の声明を出しました。

関係資料をご覧ください。「090603.pdf」をダウンロード

生活保護基準以下で生活している人がいるから、生活保護の老齢化加算や母子加算の廃止は違憲や違法状態ではない、という不当な判決を私たちは許すわけにいきません。厳しい社会経済状況の中で、急にリストラや雇用契約を一方的に打ち切られる人々がいることが、「年越し派遣村」を通して明らかになりました。このように生活保護基準以下でも生活していかなければならない人々が増えています。この状況を放っておくことに痛みを感じない裁判所の感覚に、唖然とします。

国民はもっと声を上げましょう。皆で力をあわせて、こんな理不尽な状況を打破するようにたたかいましょう。

生存権裁判を考えるシンポジウムが開催されます。6月13日(土)午後1時30分から3時30分まで、会場は文京区民センター(文京区本郷4-15-14)

案内チラシはここ「090604003.pdf」をダウンロード

第23回日本高齢者大会(in別府)9月14日、15日開催では、生存権裁判と生活保護の学習講座も開催します。たたかいの経験を持ち寄り、今後の展望を切り開きましょう。みなさんのご参加をお待ちしています。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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日本高齢者運動連絡会総会の報告

2009年5月27日(水)

第18回日本高齢者運動連絡会総会が開かれました。

5月27日(水)、第18回日本高齢者運動連絡会総会が行われました。

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別紙報告書をご覧ください。「090527.pdf」をダウンロード 

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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後期高齢者医療制度は廃止へ

2009年6月4日(木)

「後期高齢者医療制度は廃止へ」・・6・2東京集会での篠崎次男さんの講演資料

6月2日、中野ゼロホールで行われた「後期高齢者医療制度の廃止を求める6・2集会」で篠崎次男さんがお話されたレジメを掲載します。「090602.pdf」をダウンロード 

「後期高齢者医療制度の廃止を求める6・2東京集会」での<行動提起>

行動提起はこちら参照。 「09060201.pdf」をダウンロード

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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後期高齢者医療制度の廃止を求める6・2東京集会

2009年6月2日(火)

後期高齢者医療制度の廃止を求める6・2東京集会

 6月2日(火)午後2時から、中野ゼロホールにて「後期高齢者医療制度の廃止を求める6・2集会」が開催されました。会場いっぱいに参加者550人。上伸子(新婦人都本部会長)の司会で、はじめに吉田万三(後期高齢者医療制度の廃止を求める東京連絡会代表)が力強く開会あいさつ。011069

学習講演 ついで、日本高齢者運動連絡会顧問の篠崎次男氏が「後期高齢者医療制度は廃止へ ~いま政治を変えるとき~ 」と題して学習講演。

リレートーク その後、リレートークで6人の方が発言。塩安佳樹(東京保険医協会会長)、勝又嘉子(中野・杉並健康友の会)、水本博孝(年金者組合世田谷支部)、奥山正健(東京土建シニア友の会会長)、鵜沢希伊子(調布年金者組合)、武田正実(三多摩連絡会)のみなさんがそれぞれ力強く発言されました。

●この怒りを忘れてはいない。怒りを忘れてはならない。

031075 ●毎年健診を受けていて、81歳で大腸がんが見つかった。手術して今88歳で元気でいる。健診で見つけることが出来たから、今がある。75歳からの高齢者を後期高齢者と呼んで差別するなど、絶対許せない。子供のころから戦争。戦争の中で生きてきた。国は「ご苦労様、もう医療費はいりませんよ」とねぎらうのが政府の仕事だろう。

●街頭に繰り出して毎月25日(生存権25条をむすんで)に宣伝活動に取り組んできた。区や区議会に旺盛に請願や申し入れ、懇談をして、いろいろ経過があったがとうとう区長を初め区議会も全会一致で国に対しての要望書をあげることが出来た。

041077 ●この制度は差別医療、年金からの強制天引き、保険証取り上げなどで国民から強い反発を受けている。こんな制度は廃止しかない。12月14日に日比谷野外音楽堂での5000人集会やこのときの「いのち」と書いたレッドカードは迫力があった。都議選にも勝利して一気に制度の廃止にもっていこう。

051078 ●不服審査請求をしたら広域連合から返事。「法にのっとって適正に」と、承服できないときは口頭陳述できるとあり、3月9日に審査会に出向いて陳述した。自分がいかに生きてきたか。子供のときからの暮らしの話をした。子供のときはお国のためにと協力させられてきた。はじめは口頭陳述なんておっくうだったが、話をしていると怒りが次々沸いてきて、だからいまはもっと怒っている。こんな高齢者を粗末にする、くだらない、情けない制度を持っているのは日本だけですよ。面倒だと思わないでみんなが不服審査と口頭陳述をしてもらいたい。高齢者の力をしめそう。

061080 ●子供のころお国のために、齢取ってから死ねといわんばかり。高齢者にとって「国とはなにか」を考えるとき。篠崎先生の話のように国は「年金を壊し、医療を壊し、介護を壊し」もう我慢も限界だ。83歳の知人が医者に毎月通うときに嫁に医療費をもらうのに「長生きしてごめんね」と申し訳ない声でいったら、「何を人聞きの悪いことを」と怒られる。どうして高齢者に悲しい言葉をはかせるんだ。どうして嫁にこのような言葉をはかせるんだ。区市町村ごとに高齢者運動連絡会を作りましょう。高齢者もしょぼくれてばかり入られない。がんばって、政治を変えよう。

政党からの連帯挨拶(新党日本、日本共産党)、メッセージ紹介、前沢淑子(東京社保協事務局長)が行動提起、大内貞雄(東京土建副委員長)の閉会あいさつで集会は閉会しました。071091

「75歳以上の医療費の無料化を」の署名をとりくもう!集会では、「75歳以上の医療費の無料化を」の署名用紙も配られ、東京から高齢者の医療費無料の風邪を巻き起こしていこうということになりました。

全国の皆さん、力を合わせて「後期高齢者医療制度の廃止」のために、さらに運動を広めましょう。

この運動の力を、9月14日15日の際23回日本高齢者大会(in別府)に持ち寄り、大会も大きく成功させましょう。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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