第23回日本高齢者大会の報告
2009年9月25日(金)
第23回日本高齢者大会の報告
9月14日(月)15日(火)、晴天の大分県別府市ビーコンプラザを会場に、第23回日本高齢者大会が開催されました。
初日は、学習講座①~⑧、分科会⑨~⑰、移動分科会4つ、夜企画6つの合計27企画が行われました。
どの会場もしっかり学習、大きな笑い、ゆったり笑顔、元気元気の2000人が集いました。
二日目は、全体会。2000人を超える参加者で、会場一杯。オープニングの歓迎の大合唱。松平晃さんの開会ファンファーレ。
佐藤秀樹大分県実行委員長の「老人よ大志を抱け」の歓迎あいさつを受け元気が会場一杯溢れます。
城田尚彦中央実行委員長が力強い主催者あいさつ。
ご来賓の浜田博別府市長、相野谷安孝中央社保協事務局長、小松民子全労連副議長、仁比聡平参議院議員の4氏が挨拶されました。ほかに、太田耕作大分県生協連合会専務理事、三浦義人別府観光協会専務理事がお見えになり紹介されました。
メッセージは、広瀬勝貞大分県知事、自見庄三郎国民新党幹事長、野田佩生国東市長、永松博文豊後高田市長、吉本幸司津久見市長、是永修治宇佐市長、橋本祐輔豊後大野市長、坂本和昭九重町長、工藤義見日出町長、首藤奉文由布市長、吉田雄人横須賀市長、森英二葉山町長の各氏から戴きました。
各ブロック参加者交流、山田事務局長が基調報告、山本三知子大分実行委員会のカンパの訴え、各団体報告は鈴木克夫新潟代表、屋良博一沖縄代表、高野栄美広島代表が。
地元から歓迎のひょっとこおどり、別府音頭のご披露。
特別決議、①後期高齢者医療制度の廃止(福井典子さん)、②介護保険制度の抜本改善(野口昭彦さん)、③核兵器の廃絶を(東藍子さん)④高齢者の生きがいと仕事(赤羽目寛さん)、⑤高齢者施設づくり(石黒之俐子さん)⑥最低保障年金の確立を(藤巻恵子さん)からそれぞれ提案し、拍手で確認されました。
大会アピールは松本茂子さん(大分県実行委員会)が提案、大きな拍手で確認されました。
記念講演は、伊藤周平先生。(体調崩されて、40分の短時間講演となりました)。
大分県実行委員会副実行委員長の清水和代さんから、次回開催県の近澤重男茨城県高齢者運動連絡会会長に大会旗が引き継がれました。
近澤さんが、来年の「第24回大会を茨城で開くので、大勢の参加を」と力強く決意表明、会場一杯の拍手で歓迎しました。
最後に、大伴満男大分県実行委員会事務局長が「第23回高齢者大会の大成功をみんなで確認し、高齢者要求の実現と来年の大会成功に向けて頑張ろう」と閉会挨拶で大会が閉幕しました。
なお、会場カンパは70万円を超えて寄せられたことが発表されました。
全国の皆様、大分県の実行委員会の皆様。本当にお世話になりました。
現在感想文を集約中です。まとまりましたらお知らせします。
大会スナップをご覧ください。
日本高齢者運動連絡会事務局長 山田栄作
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コメント
第23回日本高齢者大会に参加した人から聞いたことですが、記念講演をされた伊藤周平さんが、(後期高齢者医療制度廃止は早期に実行されなければならないが、この制度のルーツは、介護保険にあるから、これに迫らなければ、根本的解決にはならない。)というようなお話があった、と聞きました。伝聞ですから詳細はわかりませんが、現行の介護保険はケアーについて、保険料について,欠陥が多々あることは、広く指摘されており、私も同様の意見でおります。つまり改善すべきものでありますが、廃止すべき制度ではないとおもうのですが、伊藤さんの真意、趣旨をしりたいのですが。よろしくお願いいたします。
投稿: 佐谷 史郎 | 2009年10月16日 (金) 11時19分