消費税大増税ストップ 4・12国民集会
2012年4月12日
消費税大増税ストップ 4・12国民集会
消費税大増税ストップ 4・12国民集会が、日比谷野外音楽堂を会場に開かれました。
北は北海道から南は沖縄まで、全国から5,000人を超える人びとが集まり、野外音楽堂に入りきれない人たちは、日比谷公園の通路にあふれました。
高齢者を代表して、全日本年金者組合の森口藤子中央副委員長が訴えました。
「高齢者は消費税増税に断固反対です。今、生活が大変厳しくなっています。まず、年金が低すぎる。無年金の人は約100万人、国民年金だけの人は885万人、厚生年金でも10万円以下の人が338万人、合わせて1,300万人、受給者の44パーセントの人が月額10万円以下の年金です。
そして、その多くが女性です。女性は一人暮らしになることが多い。一人暮らしで一番多いのは年額50万円から100万円の年金だと厚生労働省は言っています。これでは暮らしていけません。今すぐにでも改善しなければならないこの年金を、政府は一律に引き下げようとしています。4月から物価スライドで0・4%下げ、次に10月から10年前の事を持ち出して、3年かけて2・5%を引き下げようとしています。
さらに、その後に現役の減少、高齢者の寿命の延びを率にして、毎年引き下げようとしています。介護、医療、生活保護が改悪されています。保険料の引き上げがくらしの厳しさに拍車をかけます。年金引き下げ、保険料の引き上げ、その上消費税の増税と、トリプルパンチで高齢者はとうてい耐えられません。
いまでも、毎日スーパーの閉店間際の値下げをねらって買い物をしているのです。どこへも行けず、何も買えず、ひっそりと暮らしているのです。
年金者組合は、ものも言えないでいる高齢者のためにも、全力で年金引き下げに反対していきます。弱者を苦しめる消費税増税を断固許さないために、たたかいます。ご一緒に頑張りましょう。」
集会の後、参加者は、国会に向けてデモ行進をして、消費税大増税反対を強く訴えました。
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