健康とくらし

「派遣村」全国シンポジウム

2009年6月28日(日)

「派遣村」全国シンポジウム

「派遣村シンポジウム」が、すみだリバーサイドホールにて開催されました。

全国から550人が参加しました。

人間の生きる権利、働く権利がおろそかにされている。誰もが一人の人間として、労働者として、普通に働き、生きていく。そういう社会を作りましょう。

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日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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介護保険10年目の総括と今後の課題

2009年6月28日
中央社保協は東京お茶の水の全労連会館大ホールを会場に「介護保険制度改善に向けた全国交流会」を開催しました。
全日本民医連の林泰則さんが基調講演。民医連の豊富な事例調査の資料を使いながら、丁寧に話されました。

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日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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野党4党が「母子加算復活法案」を提出

2009年6月5日(金)

「母子加算復活法案」を野党4党が共同で衆議院に提出。

6月4日、民主党・日本共産党・社民党・国民新党の野党4党は、生活保護の「母子加算の復活」をもとめて、「法案」を衆議院に提出した。関連資料はここ「090604.pdf」をダウンロード

毎年、社会保障費2200億円の削減などで、国民の医療・介護・福祉など生活分野の予算は削り取られている。国民が安心して生活し暮らしていけるようにすることは、国の責任である。

野党4党の共同の提案を歓迎し、一刻も早く母子加算が復活するように私たちも声を集中しましょう。

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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日本高齢者運動連絡会総会の報告

2009年5月27日(水)

第18回日本高齢者運動連絡会総会が開かれました。

5月27日(水)、第18回日本高齢者運動連絡会総会が行われました。

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別紙報告書をご覧ください。「090527.pdf」をダウンロード 

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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日本生協連医療部会が厚労省に要請

2009年5月22日(金)

新型インフルエンザ対策を厚労省に要望

日本生協連医療部会は22日、藤谷事務局長ほか6人が厚労省を訪問し、新型インフルエンザ対策について要請しました。

医療部会のインフルエンザ関連ニュースはここをクリック「0905227.pdf」をダウンロード

日本高齢者運動連絡会事務局長  山田栄作

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中央社保協第52回総会

2008年6月27日(金)28日(土)

中央社保協第52回総会開かれる

 6月27日(金)、28日(土)の2日間、熱海のホテルで、第52回中央社会保障推進協議会の定期総会が、19団体27人、38県社保協46人、3地域社保協4人他運営委員、事務局合計90人の出席により開催されました。

080627_2  吉田万三代表委員が開会の主催者あいさつ、座長に上野美知代さん、高橋信一さんを選任した後、山田稔事務局長が総会議案を提案しました。2007年度決算報告を相野谷安孝事務局次長が報告、鈴木蔵人監査委員が会計監査の結果を報告しました。次いで、2008年度予算について相野谷事務局次長が提案しました。

 活発に意見表明、討論。

080627_4  提案、報告を受けて、第1日目は15人が発言。2日目は16人が発言しました。発言は後期高齢者医療制度に反対する運動が各地で取り組まれ、大きな国民世論を作ったこと。この力で、制度の廃止・撤回を必ず実現しようとの発言が多くをしめました。この他、障害者問題、国保問題、子育て支援の問題など、いろんな内容でも発言がされました。(詳細は、今080627_5 後の中央社保協ニュースなどをご参照ください。)

 2日目に山田事務局長が発言をふまえての総括答弁を行ったのち、議案は全員一致で採択されました。2008年度の役員提案があり、全員一致で新役員が選出されました。

代表委員:住江憲勇さん、柴田真佐子さん、吉田万三さん、成平正英さん、井上賢二さん、事務局長:山田稔さん、事務局次長:阿部綾子さん、石川芳子さん、相野谷安孝さん、運営委員(22人…氏名略)、監査委員(2人)。

 総会アピールの提案があり、全員一致で採択されました。(ファイル参照) 「08062852.doc」をダウンロード

080627_6  最後に、住江憲勇代表委員から2008年度運動を全力でたたかっていこうと決意が述べられ、総会は力強いたたかいの決意みなぎり閉会しました。

 今後、秋の臨時国会にむけて、「後期高齢者医療制度の廃止法案」の衆議院での審議入りをさせ、制度廃止が実現するように、各地で衆議院議員に向けた「緊急署名」を取り組みましょう。

 みなさん、各地の社保協に団結して、これまでのつながりの枠をさらに押し広げ、運動を大きくしていきましょう。頑張りましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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12月6日、中央実行委員会開催

2007年12月6日

中央実行委員会を開催

12月6日(木)東京都生協連会館にて第21回大会中央実行委員会が開催され、横浜大会のまとめを行いました。その後、第22回大会中央実行委員会の結成総会を行いました。

横浜大会のまとめをして、第21回大会中央実行委員会を解散

1.21回大会の成果

  参加者は約5000人と参加予定規模をほぼ達成した。

  情勢に見合った大会運営となり、「高齢者の怒り」の結集になった。

 20066月に成立した医療制度改革関連法が次第に具体化されてきている。とりわけ後期高齢者医療制度の具体化が各地で準備されてきた。保険料の問題、短期保険証や資格証明書などの制裁の問題、包括的医療の問題など、高齢者はかつてなく厳しい医療制度荷直面している中での開催であった。

 こうした中で、中央実行委員会は篠崎次男ブックレット「後期高齢者医療制度」を作成し、全国的な学習と活動交流に力を入れた。また、大会では学習講座や分科会でも高齢者医療の問題を取り上げた企画を設け、後期高齢者医療制度の問題を指摘し、高齢者の医療と命とくらしを守るための問題意識を深めた。この取り組みの中で後期高齢者医療制度の中止撤回を求めることが現在での高齢者運動の共通認識となり、大会で「中止・撤回」を求める特別決議になった。

 これを契機に運動は全国に波及し、各県高齢者大会や各地域での学習会が旺盛に取り組まれ、後期高齢者医療広域連合への要請や自治体要請も活発となり、各地で政府への意見書を採択するなど、大きな運動に発展している。

 一斉地方選挙や参議院選挙でもこの国民の不安と要求は大きくなり、とりわけ参議院選挙では自民党は議席を大幅に後退させるなど、自公政権は大打撃を受けた。この中で安部首相は憲政史上初めて政権を放り出す汚点を残した。しかし自公政権は、これらの反省なく同派閥からの総裁を選出した。政権担当能力はすでに地に落ちたといわざるを得ない状況といえる。その福田氏は総裁選挙の公約に後期高齢者医療制度の凍結を言い出し政権を引き継いだ。だが公約実行には財政の裏付けがなく、2008年度開始事業にもかかわらず2007年度補正予算を充てるなどの矛盾にいきあたっている。これらを見るに後期高齢者医療制度ははやり中止撤回を求める以外にない。さらに強力な全国運動が必要である。

 全体会での中央実行委員長のあいさつは参加者の心に響き、だいなださんの「老人の怒りを今大きな力に」と話された記念講演は多くの参加者の気持ちを鼓舞した。各地の活動報告も教訓的であった。中でも神奈川土建青年部のパフォーマンス豊かな発表は参加者に元気を与えた。トランペットと詩の朗読は感動を深めた。

 分科会は、情勢に見合った分科会の取り組みは参加者の学習意欲を刺激し、学びと楽しみの企画となった。

 移動分科会は、米軍横須賀基地見学は日米安保条約を今なおまざまざと示した。参加者は平和の大切さ、憲法9条を守ることの大事さを一層強くした。

  大会財政は、節約を第一に貫き、予算をさらに厳しく節約する大会運営で、赤字を作らなかった。

  大会運営は、神奈川実行委員会との共催形式で運営した。移動案内をふくめ、しっかりとした会場設営、会場案内などは参加者から大変喜ばれ、迷子や病人を出さないことにつながり、素晴らしい現地運営であった。

2.21回大会運営の課題

  開催日時は連休(敬老の日)にぶつかった問題。

 これは会場がこの日しか開いていなかったためである。しかし、敬老の日はそれぞれ地元で敬老イベントなどがあり、それに参加できないことは問題であるとの批判があった。

  会場(企画内容の関係での会場準備)

 後期高齢者医療制度など医療問題の会場規模情勢に見合う内容で成果が大きかったが、参加者数の事前把握や会場規模の設定に見込み違いがあった。これらの分科会では学習資料は当然不足し、参加者から厳しい批判がされた。

 移動分科会の定員変更事前予告に沿った準備が不足し途中で参加定員を半分に絞ったことから、厳しい批判をいただいた。

  次期大会開催地の未決定・次期開催地を大会当日まで決めることができなかった。

  売店は神奈川県実行委員会が全面的に対応してくれたが、一部業者に大会運営姿勢について無理解があり、トラブルが発生した。現地担当事務局の努力によって一応平静さを保つことはできたものの、モラルに欠ける業者は今後は出店規制をしなければならない。

第22回大会中央実行委員会を発足

第22回日本高齢者大会の中央実行委員会を発足した。

第22回大会は、下記の日程と会場で開催することを確認した。

①日時:2008年9月8日(月)~9日(火)

②会場:朱鷺メッセ(新潟市)

③中央実行委員長には須山利夫氏(全国生活と健康を守る会連合会副会長)とすることを確認した。

全国のみなさん、第22回日本高齢者大会を新潟で開催します。現地では今後準備を重ねて、新潟県実行委員会を発足していくこととなります。どうぞ、全国の皆さんの激励とご援助をお願いします。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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長岡社会保障推進協議会の総会

2007年11月19日(月)

長岡社会保障推進協議会(新潟県長岡市)の総会に参加しました。

Photo_2  11月17日(土)午後1時30分、新潟県長岡市の四郎丸公民館で開催された、長岡市社会保障推進協議会(長岡社保協)の第11回定期総会に参加しました。ここ長岡は山田の出身地です。社保協創立のときから事務局として関わってきましたが、今年5月に東京の日本生協連医療部会に出向することとなり、今回事務局の任を解いていただきました。

 石黒会長の開会あいさつ、新潟県社保協酢山事務局長の来賓あいさつの後、星野事務局長から一年間の活動のまとめと今後一年間の方針提起が行なわれました。その後、参加者から意見交換がされました。

●長岡市への予算要求を定例のこととして毎年取り組むことが大事だ。

●4つの署名を持って地域をくまなく回っている。(①後期高齢者医療制度の中止撤回の要求署名,②消費税増税反対署名,③憲法の改悪に反対する署名,④治安維持法犠牲者賠償要求署名)。このように地域で草の根で活動をしている。地域周りをしている中で、車椅子などでの障害者をみかけるが、この方たちの要求は行政などにちゃんと届いているのだろうか。障害者の気持ちや要求のまとめ、集約はされているのか。

●いろんな団体、労組も民主団体も幅広く学習交流を進める。みんなで協力共同して運動を行なうことが大切。JRを定年退職となったがまだ年金がでないので、JRの清掃会社にいっている。ここには年収200万円以下の労働者が増えている。賃金も時給700円で一日働いて5,600円、一ヶ月で12万円というひとが大勢だ。これでは結婚して家庭を持ってということにはならない。最低賃金を引き上げる、改善しない限りは生活向上はできない。

●80歳の独居女性は生活不安が強い。貯金がなくなってくることが怖くて夜も眠れない。生活相談に乗ったら、私の名刺をもらって安心して眠れるようになったといっている。困った人が気軽に相談できる市会議員としてこれからも頑張っていきたい。

●社保協があるからいろんなことが長岡市へも要求できた。市民の願いを届けることで、改悪を少しでもくいとめることができてきた。社保協11年間のあゆみをしっかりと確認することが大事。

●地域で社会福祉協議会の一人として高齢者の見守り活動をしている。皆さんの発言を聞いていて、町内の高齢者のくらしの実態などよくわかっていないんだと反省した。町内の集まりに参加してくる人はいいけれども、これない人もいる。その方たちのことをしっかり把握して、行政に反映させることが必要なんですね。

●運動をより確かなものとしてしていくために、社保協に参加している各団体からの役員を充実することが大事。

●県会議員になって環境・医療・福祉の委員会に参加している。長岡市で始まった介護保険の障害者控除のお知らせを県としてもしっかりしてほしいと要求した。この中で、お知らせする自治体が増えている。妊婦健診も充実(健診回数をふやす)するよう、糸魚川の15回を目標に要求している。医師数は全国38番目、医師の増員、体制充実をなんとしても力を入れていきたい。市でも県でも、地域の皆さんの運動が県政を動かす大事な役割。引き続き社保協の活動を頑張ってほしい。

など、たくさんの意見が出されました。総会は、活動報告・活動方針、及び会計報告・予算も承認され、最後に役員改選も承認されました。山田は、事務局退任の挨拶をさせてもらい、この中で2008年の日本高齢者大会をぜひ新潟で開催し、みなさん地元の協力をお願いしますと訴えました。

 「暮らしを守る。健康をまもる。」、こういった地道な活動が本当に大事なんだと改めて確認した充実した総会でした。長岡のみなさん、本当にお世話になりました。これからも力を合わせて頑張っていきましょう。

日本高齢者運動連絡会 事務局長 山田栄作  

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生存権裁判学習交流集会

2007年11月15日(木)

11・14生存権裁判、学習交流集会が開かれました。

厚生労働省前で宣伝行動(14日午前)

Photo11月14日(水)午前11時から厚生労働省で、生存権裁判をたたかう全国の原告代表が、「老齢加算・母子加算を元に戻すことを求める要請書」を桝添要一厚生労働大臣あてにおこないました。この申し入れ行動を励ますために、厚生労働省前には約100人の原告、全国からの支援する会のメンバー、また一般の市民が参加して街頭宣伝行動がおこなわれました。これには数社のマスコミがテレビカメラを据えて取材しました。

 各地から参加した代表は宣伝カーにのぼり、生活保護の老齢加算廃止・母子加算廃止で生活がきつくなったこと。特に、食事をさらに切りつめて生活していることやお風呂の入浴回数を週1回にまで減らして生活していること、着替えや洋服など、とても切りつめた生活になったこと、親戚や知人の葬儀など冠婚葬祭へも出席できなくなってしまった実例など、各地での厳しい生活実態になったことなど、それぞれ報告がされました。

生存権裁判・学習交流集会(14日午後・参議院議員会館第1会議室)

 午後からは、参議院議員会館第1会議室におよそ200人が参加して、生存権裁判・学習交流集会が開かれました。生存権裁判を支援する全国連絡会の小川政亮会長が開会あいさつ。これには社民党福島みずほ党首、民主党筒井信隆議員、日本共産党小池晃議員が駆けつけ、それぞれ激励のあいさつをされました。また、自民党森まさこ議員もかけつけ、激励されました。

 新井章弁護士が全国の生存権裁判提訴の状況と東京裁判の進行状況、これへの取り組み等について詳しく報告され、参加者はしっかりとこの裁判闘争の意義について深く学びました。

Photo_2集会では各地の裁判支援の取り組みや活動状況が報告され交流 を深めました。また、参加された原告全員が一人一人決意を述べられました。京都で一番始めに裁判提訴に踏み切った松島さんは「はたして自分の訴えは人に理解されるのだろうか」と大変不安であったが、2年経過した現在は全国で原告が120人にも増えて、心強くしっかりと闘いたいと発言されました。母子加算廃止に対して北海道で裁判を決意された女性は「普通の生活、親として当たり前に子どもを教育したいだけです」と涙ながらに訴えられました。

 何らかの事情で生活が困窮したとき、最後のギリギリのところでいのちを守ってくれるのが生活保護です。ところが最近はこの生活保護が拒否されたり、打ち切られたりして、餓死したり無理心中に追い込まれる悲劇が各地でおこっています。「最後のセーフティーネット」が機能しない状況が起こっています。

 今、国は生活保護基準よりも低い生活をしている人々が存在するから、生活保護基準を下げようとしています。憲法25条が明確に示している「健康で文化的な最低限度の生活を営む」ために、保護基準以下の人々の生活水準を引き上げるのが国の本来の役割ではないでしょうか。これを逆にして保護基準を切り下げることは、「最低限度の生活」の水準をさらに低くするということです。これを許しておいたら、年金や最低賃金の水準も引き下げていい、ワーキング・プアなども問題でない、貧困と格差の拡大も問題ではないということになってしまいます。生活保護を受けている方だけの問題ではなく、すべての国民生活にかかわる問題といわなければなりません。
 生活保護を受ける世帯は統計では100万を越えました。実際には、これを何倍も上回る世帯が、生活保護水準以下の生活を強いられていると考えられます。弱者切り捨てを止めさせて、憲法25条を本当に活かした政治が求められます。

 原告の皆さん、支援する全国のみなさん、冬です。寒くなります。風邪など引かないように、健康に注意しながら、頑張りましょう。

 50年前、「人間裁判」といわれた朝日訴訟がありました。今また時をこえて、このような裁判が闘われることになりました。日本社会の「政治の貧しさ」を実感します。9月18日の横浜で、「後期高齢者医療制度の中止撤回をもとめて大運動をしよう。」と誓い合った日本高齢者大会でしたが、今高齢者医療制度の問題だけでなく、人間一人一人を大事にする政治をもとめて、私たち一人一人が考え、学び、手を携えて国民的な大運動を巻き起こしていく時だと一層強く感じた一日でした。

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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各県高齢者運動連絡会の活動交流

2007年11月12日(月)

各県の高齢者運動連絡会の活動状況をご紹介します。

 各県の高齢者運動連絡会から、今年の活動状況が寄せられています。連絡会ニュースでもお知らせしておりますが、ここでも順次ご紹介していきたいと思います。(なお、掲載順不同)

群馬県高齢者運動連絡会

 2007年2月19日に第4回群馬県高齢者集会を開催。参加者150人。記念講演は唐鎌直義氏(専修大学教授)による「高齢者の社会保障のたたかい」。第1分科会「高齢者医療制度について」、第2分科会「介護保険実施5年目の状況」、第3分科会「だれでも安心して暮らせるまちづくり」で、交流を深めました。

熊本県高齢者大会実行委員会

 2007年11月28日(水)午前10時から熊本市民会館において、第19回熊本県高齢者大会が開催されます。

 記念講演は原和人先生(全日本民医連副会長・石川勤労者医療協会城北病院医師)で、「後期高齢者医療制度の中止・撤回をもとめて」。

 分科会は①「健康体操・うたごえ」、②「絵手紙教室」、③「俳句教室」、④「知って得する医療相談」、⑤「葬送を考えるー自分の人生を全うするためにー」と、5分科会が予定されています。 熊本県のみなさん、ぜひご参加ください。 また、大会の模様をお知らせください。写真も紹介することができます。よろしくお願いします。

高齢者運動愛媛県連絡会

 2007年11月11日(日)に第16回愛媛県高齢者大会を開催。地域では10月7日に第21回新居浜高齢者大会が開かれています。県連絡会として愛媛県後期高齢者医療広域連合に要請書を提出し、2回懇談会を持っています。10月には県社保協とともに自治体キャラバンにも参加。地域高運連として、対応する3自治体に3組織が要求交渉をしています。 

 日高連への要望として「日本高齢者大会への参加は県高運連として最大の課題となっています。中央実行委員会の要請には最大限応える努力をしてきました。その努力は高齢者大会の意義の強調だけでは参加者が限られる問題があり、参加者要求としての『観光も兼ねた参加』を考慮しながら取り組んできました。九州でどうして開かないのか等の声もありますが、地方の声を大事にして、早く来年の大会開催地を知らせてください。大会で次期大会の開催地が発表できない状況が長く続いていますが、大会を成功裏に締めくくる上で、是非来年は解決していただきたい。」

 ●大変率直なご意見であり、中央事務局として最大限の努力で対応したいと考えております。11月中には全国の皆さまに正式発表できると思います。もう少しお待ち願いたいと思います。また、11日の大会の模様をぜひ教えてください。ここに掲載したいと思います。写真もお願いします。

第21回日本高齢者大会in横浜の参加者の感想(その1)少しずつ紹介します。

Dscf8232 初めてこの大会に参加し、今まで他人事のように通り過ぎていましたが、主人の母も今年79才。まだまだ元気ではありますが、いつ病気になってもおかしくない年齢で、一度どんな大会なのかと参加しましたが、皆さんの前向きな運動に、そうなんだ、こうやって年寄りでも自分たちで何とかしようと活動することこそ元気でいられるんだなあとあらためて、帰って自分の生活の中にも母に何か頼ってみようと感じた日でした。もちろん、政治的なこともありますが、お年寄り自身の活性に役立つ大会だと思いました。次の大会にはぜひ主人の母と来ます!!(神奈川県51才)

 ●初めての参加のために、大変緊張して分科会に臨みました。助言者の方も大変よくまとめられた問題提案が出されておりました。貧困のサイクルを断ち切るために、全国の仲間が日々奮闘されておられる様子が手に取るように私の心の中に入ってきました。全国の現状が分かったとき、私も手探りながら腰を上げて活動していく勇気が湧いてきました。ありがとうございました。二日目が楽しみの第一日目でした。第2日目、大会実行委員長の心に染み込む勇気の湧くあいさつに、心の目が開かれた。ついで、現地の実行委員長は現地のおかれている実情を分かりやすく述べてくれた。来賓の小池議員もユーモアたっぷり含んであいさつされた。また、心朗らかななだいなださんの話は今回参加した私の心を一段ともりあげてくれたよ。ありがとう。(京都府65才)

 ●なんで連休の一番混むときに大会開くんじゃ。我々は前日から出て来るんじゃ。すごい渋滞に巻き込まれ、年寄りはトイレにもいけず、死ぬ思いでやっと前泊の宿についた。来年からは最も閑な時期の月火に開催してください。なお、必ず毎年開いてください。これが楽しみで組合に入ったのだから、毎年一回全国から年寄りが集まってそのパワーをぜひ世間に見せつけてやる機会を作ってください。何のためのカンパなのかわからない。何に使うのかもわからない。そんな一時的なカンパには協力できない。参加費をとっているのに、さらに何故カンパなのだ!!(徳島県65才)

 ●地球温暖化についての学習は大変役立ちました。儲け本意の経済活動をこのまま続ければ地球が生物の生存を脅かすことになる。46億年かかってできた地球がわずか100年でおかしくなる。これから産まれてくる子供たちに大変な罪を作ると感じました。食糧問題、エネルギー問題も深刻だと思いました。二日目のなだいなださんの講演は非常に新鮮で、これからの21世紀、老人の果たす役割をあらためて考えさせられました。来年も又参加したいと思いました。大きな元気をもらって帰れるのが幸せです。「誇りを持って生きよ」と励ましてくれる素晴らしい大会でした。連帯感を実感しました。(大分県83才)

日本高齢者運動連絡会 事務局長  山田栄作

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